業務用と家庭用のエアコンの違い

エアコンには業務用と家庭用のものがありますが、様々な部分が大きく違ってきます。基本的には業務用エアコンの方が出力が強く、機種も天井埋め込み型から床置きタイプで色々なものがあります。一般的な壁掛け型もありますが広さだけで基準にした場合、失敗する可能性もあるため注意が必要です。ダンス教室や美容室などは、家庭用エアコンで十分だと考えるケースもあります。

しかし、設置したものの冷えなかったということもあって、これは室内で熱源が多いため冷えなかったと考えられます。ダンス教室の場合は人が多く、体を動かすため部屋が温まりやすく、美容室などは温かいシャワーやドライヤー、パーマのための機器など熱源が多いため部屋が冷えにくい状態になります。このような状態を避けるためにも、出力の大きい業務用のものを使用した方が効率的に部屋を冷やせます。逆に家庭の広い部屋や商業施設の狭い休憩室などに業務用を設置した場合、音がうるさくてリラックスできないという状態になってしまうことが考えられます。

業務用のものは出力が強い分だけ、音も大きいという欠点があります。このようなケースがあるため、どこで使用するのか、使用する目的に合った機能があるかなどを考慮して機種を選びます。また、業務で使う際にはタイプも考えて選ぶことがポイントです。天井埋め込み型は天井裏に設置できるか、壁掛け型や床置き型は設置できるスペースがあるかなどに注意して選ぶと機種を選定しやすくなります。